ようこそ! 断酒会へ


あなたは、アルコール依存症からの回復と人間的成長を目指します。
断酒会とは、どのような活動をするのかを簡単にご説明いたします。



断酒会活動の目的とは
①自らの回復

自らの回復とは、アルコール依存症からの回復であり、回復するためには断酒を継続させることが必須条件となります。
そして、断酒会活動を通じて人間的成長を図ります。
②他者への援助
「アルコール依存症で悩む人達に援助をしていきましょう」ということです。
援助といっても大げさなものではありません。
まず最初は「お互いに頑張ろう!」と声をかけることから始めます。
これなら、入会したばかりの人にも出来ることです。
また、この声かけは、自分のためにもなります。
だって、人に「頑張ろう!」と言い続けて、自らが飲むことは出来ませんからね。
「自らの回復と他者へ援助」は、断酒会活動の両輪といえるものです。



例会には必ず参加しましょう

断酒会に入会しただけでは、断酒継続は難しいといえます。
アルコール依存症は、そんなに甘い病気ではありません。
長年培った病気です。
回復には例会に出席することが必要です。
信じられないかもしれませんが、周りを見渡してみてください。
例会に出続けることで回復していつ人達がいっぱいいるはずです。



例会では、自らの体験談を話します

例会は世間話をする場ではありません。
自らの酒害体験を話す場です。
それぞれ語る体験談から、自らの飲酒問題を見つめなおし、自らの問題に気づき、断酒継続する場でもあるのです。



家族の体験談に耳を傾けましょう

断酒会は、家族参加を重視しています。
例会で語られる家族の体験談には、私たちの記憶にないものが数多く語れます。
また、家族の辛い悲しい想いも語られていきます。そんな酒害事実や家族の感情を受け入れることも断酒継続につながっていきます。



体験談は「自らのことを自らのことばで」話しましょう

上手に話すことが目的ではありません。
自らのことを、謙虚に、率直に、素直に話すことを心がけましょう。



例会での体験談は「言いっぱなし、聞きっぱなし」

体験談を話すことは、自らの気づきを得るためです。
従って、自らのことを語る体験談は、批判されたりするものではありません。
たとえ間違ったことを話したとしても、自らが気づき、改めれば良いことです。
例会では、人の非難や中傷をしない限り、語られた内容を批判されることはありません。
また、この言葉には例会で話された内容の守秘義務も含まれています。



断酒会行事には積極的に参加しましょう

多くの人が、断酒会は固い、厳しいなどのイメージを持っています。
確かに、気づきの場である例会では、そんなイメージが当てはまるかもしれません。
他の行事にも積極的に参加してみましょう。
そこには、仲間同士の温かな交流があります。
このイメージはきっと改められるはずです。



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