山歩会(さんぽ会)の報告

場 所:芦ノ湖湖畔巡り
日 時:平成25年10月6日(日)
参加者:富士断酒会 8名
   :伊豆断酒会 2名
   :長泉断酒会 2名
   :沼津断酒会 2名
   :三島断酒会 4名
   :千葉断酒新生会 1名
   :合計 19名
    行程 約 10km



芦ノ湖の概要
周囲40キロメートルのカルデラ湖・芦ノ湖は、箱根を代表する観光スポット。
南から箱根町、元箱根、箱根園、湖尻、桃源台のエリアに分かれ、観光遊覧船が結んでいる。
南岸の箱根町、元箱根には、江戸時代に「入鉄砲、出女」を厳しく取り締まった「箱根関所」のほか、
箱根神社、旧街道杉並木などの歴史スポットもあり、見どころは多彩です。

箱根峠(道の駅)箱根峠観光案内所での出発準備




芦ノ湖湖畔出発前紹介






箱根神社参拝
箱根神社は、明治に神仏分離が行われるまで「関東総鎮守・箱根権現」といわれていたが、
神仏分離以後に社格が旧国幣小社と低いものになってからも、かつて総鎮守であった箱根神社の存在感は非常に大きく、
吉田茂を始めとする政財界の大立物が陸続と参拝したことで知られる。
なお、駒ヶ岳山頂には奥宮(元宮)がある。







県立恩賜箱根公園(中央広場)
県立恩賜箱根公園は、「旧函根離宮」跡地に広がります。
観光地「箱根」の中心かつ離宮跡地だけあって、公園からの眺めは秀逸です。
芦ノ湖や周りを囲む箱根外輪山、富士の峰が一望でき、その見事さから「かながわ景勝50選」のひとつにも選ばれています。
公園のほぼ中央に、旧離宮本館の礎石が残されています。
その正面 に建つのが、かつての離宮を思わせる「湖畔展望館」です。
館内に入ってみましょう。展示されている函根離宮の資料が、華やかな時代を物語ります。
2階のバルコニーからは、離宮時代にも劣らない秀景を観賞することができます。
昼食後(夫婦仲良く)










箱根の関所
箱根関所は、江戸時代第一の主要道路である東海道を監視するために、設置された重要な関所です。
箱根関所の役割(仕事)は、関所構内に掲げられた御制札(高札)に記載されており、旅人が関所を通るには、様ざまな検査が行われました。
関所を通る旅人によっては、関所通行手形を持っていなければならないケースもあり、
ことに箱根関所では、江戸から関西方面へ向かう「出女」の場合は、幕府の御留守居役が発行した証文(女通行手形)を必ず所持し、
手形に記載された内容と持参した女性の特徴が一致しなければ、関所を通ることはできないという、
厳しい取り調べが関所の役人たちによって行われていました。








仙石原のすすき
紀元前1,000年ころに、神山の北西斜面で水蒸気爆発が起こり、これが引き金となって崩壊が起こり、
大量の土砂が神山岩屑なだれとなって仙石原に流れ込んだ。
その後、神山北西斜面の崩壊跡に地下からマグマが上昇し、冠ヶ岳ができ、
冠ヶ岳火砕流が繰り返し北西斜面を流れ下り、このとき崩れた土砂が仙石原をつくった。
弥生時代中期には、多量の土砂のせき止めによって、古芦ノ湖の仙石原部分が湿地化し、農耕民が住み始めた。
箱根火山カルデラ内の北部に位置し、湿原や草原が広がる。総面積は約16ha。
これはかつてこの地域がカルデラ湖の一部だった名残りである。
富士箱根伊豆国立公園に指定されている。現在は一部が別荘地やゴルフ場として整備されている。
現在は2005年にオープンした箱根ラリック美術館をはじめ、ポーラ美術館、星の王子さまミュージアム、
箱根ガラスの森等の美術館が点在し、美術館目当ての観光客も多い。






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